うえき老年メンタル・認知症クリニック　兵庫県西宮市甲子園の認知症・高齢者の精神疾患の専門クリニックです

兵庫県西宮市甲子園七番町17-28白鷹甲子園ﾏﾝｼｮﾝ1F　TEL:0798-61-2327FAX：0798-61-2312診察時間:月・火・木・金9:00～12:00/14:00～17:00　水14:00～17:00　完全予約制

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　よくあるＱ＆Ａです

　　Ｑ：認知症というのはどのような状態を言うのですか。
　　Ａ：脳や身体の病気によって記憶力や判断力などに支障をきたし生活が困難になった状態を言います。原因となる代表的な脳の病気として、脳にアミロイドβ蛋白が溜まり神経細胞が減って脳が小さくなるアルツハイマー型認知症、脳血管が詰まったり破れたりして起こる脳血管性認知症、αシヌクレインという異常な物質が脳に溜まるレビー小体型認知症、脳の前頭葉や側頭葉の一部が限局性に小さくなる前頭側頭型認知症などがあります。またビタミンB12不足や甲状腺ホルモン異常など身体の病気によっても認知症が起こってきます。この場合は原因となる病気を早期に治療することによって治るあるいは症状が軽くなることがあります。これらの病気を見分けるためにも早めに専門医を受診することが大切です。

　　Ｑ：早期に専門医を受診する利点は何ですか。
　　Ａ：診察や検査の結果から認知症ではないという場合もあるので、まず専門医を受診することが大切です。また原因となる病気によって生活上の注意点や治療、介護の方法が異なるので、その見極めのために専門医の診断が大切です。認知症の原因の約半数がアルツハイマー型認知症で、その場合には進行を遅らせる薬剤があり、早期に服用するほど大きな効果が期待できます。

　　Ｑ：老化による物忘れと認知症はどこが違うのですか。
　　Ａ：認知症は老化による物忘れと区別し難い状態です。しかし認知症の物忘れには特徴があります。認知症では食べたメニューを思い出せないのではなく、食べたこと自体を覚えていないといったように、体験したこと自体を忘れてしまい、ヒントがあっても思い出すことができません。さらに認知症では物忘れの他に、時間や日付、場所がわからない、計算ができない、判断力が低下する、誤字や脱字が増えるといったことがみられます。

　　Ｑ：診断はどのようにするのですか。
　　Ａ：まず医師と対面しての問診と記憶や知的能力の程度を調べる各種の検査を行い、認知症であること、認知症であればその原因となる病気のある程度の診断を行います。さらに血液検査、脳波検査、MRI、SPECTなどの画像検査で身体や脳の状態を調べ、それらを総合的にみて認知症をきたす病気を診断します。

　　Ｑ：日常生活でどのような変化があれば専門医を受診したほうがよいのですか。
　　Ａ：①何度も同じことを言う、問う、するようになった ②物の置き忘れやしまい忘れが多くなった ③蛇口やガス栓の締め忘れが多くなった ④料理や片づけなどの段取りが悪くなり決まった手順通りのことが出来難くなった ⑤興味や関心が失われ閉じこもることが多くなった ⑥時間や場所の感覚が不確かになった ⑦物の名前が言えず「あれ」「それ」などの言葉が多くなった ⑧身だしなみに構わなくなった ⑨些細なことで怒るようになった ⑩周囲への気遣いがなくなった ⑪財布が盗まれたというようになった ⑫慣れている所で道に迷うようになった ⑬計算間違いが多くなった ⑭複雑なテレビドラマが理解できなくなった ⑮疑い深くなった ⑯薬の管理ができなくなった

　　Ｑ：専門医を受診する場合に大切なことは何ですか。
　　Ａ：認知症かどうかの判断には本人だけでなく家族など身近な人からの情報が重要な目安になるので必ず身近な人が同伴することです。またこれまでと違うと感じることや困っている症状とそれらが始まった時期を事前に整理して箇条書きにして持参するのも良いことです。　　

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　物忘れや認知症が心配な方へ

　◇日常生活で以下のような変化があったら、一度専門医を受診したほうがよいとおもわれます。

　①何度も同じことを言う、問う、するようになった
　②物の置き忘れやしまい忘れが多くなった
　③蛇口やガス栓の締め忘れが多くなった
　④料理や片づけなどの段取りが悪くなり決まった
　　手順通りのことが出来難くなった
　⑤興味や関心が失われ閉じこもることが多くなった
　⑥時間や場所の感覚が不確かになった
　⑦物の名前が言えず「あれ」「それ」などの言葉
　　が多くなった
　⑧身だしなみに構わなくなった
　⑨些細なことで怒るようになった
　⑩周囲への気遣いがなくなった
　⑪財布が盗まれたというようになった
　⑫慣れている所で道に迷うようになった
　⑬計算間違いが多くなった
　⑭複雑なテレビドラマが理解できなくなった
　⑮疑い深くなった
　⑯薬の管理ができなくなった

　◇専門医を受診する場合に大切なこと

　認知症かどうかの判断には本人だけでなく家族など身近な人からの情報が重要な目安になるので必ず身近な人が同伴することです。
　またこれまでと違うと感じることや困っている症状とそれらが始まった時期を事前に整理して箇条書きにして持参するのも良いことです。

クリニック概要
院名	うえき老年メンタル・認知症クリニック
院長	植木昭紀
診療科目	老年精神科・精神科
診療対象	アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、その他の原因による認知症を中心に軽度認知障害、うつ病などの高齢者を対象に診断、治療を行います。なお認知症に関しては若年者も対象になります。
検査	心理テストは当クリニックで行います。血液検査、脳波検査、ＣＴまたはＭＲＩ、ＳＰＥＣＴは近隣の協力病院で行います。
住所	〒663-8177兵庫県西宮市甲子園七番町17-28 白鷹甲子園マンション1F
TEL	0798-61-2327
FAX	0798-61-2312
診療時間	月・火・木・金　9:00～12:00/14:00～17:00　水　14:00～17:00　※完全予約制です
ホームページ	http://ueki-mcl.jp